クレマチス専門ナーセリー・及川フラグリーン
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★及川フラグリーンおすすめの本を、紹介します。
 もちろん、クレマチスの本、そして、園芸の本なども。

クレマチス、ど真ん中
園芸とか、庭とか、植物のまわり

クレマチス、ど真ん中。

よくわかる栽培12か月 クレマチス」
杉本公造、早川広 (著) 価格:¥997 出版社:日本放送出版協会

月ごとの、クレマチスの栽培、管理方法が丁寧に書かれた、
クレマチス栽培本の定番です。
鉢植え、庭植え、それぞれの栽培方法が書かれているのも、
とても、わかりやすいです。
「ふやし方」、「交配」、「病害虫」のことなども書かれ、
一歩つっこんでクレマチスを、と考えている人にもおすすめです。
生産現場で迷いがあったときも、読み返す一冊でもあります。

「人気のクレマチス―バラエティーに富んだ花のいろいろと育て方のコツ」
金子明人 (著) 価格:¥ 1,260 出版社:主婦の友社

NHK趣味の園芸講師の金子さんによる、クレマチス解説本です。
最近は、この本を参考に購入品種を選んでいる人が多いようです。
「何ページのあの品種」というような、問い合わせもあります。
花形、咲き方で品種が分けられているのが特徴で、
比較的新しい品種を多く掲載しています。
クレマチスの多様さが、花形という、最もポイントとなる視点から、
編集されている、とても魅力的な一冊です。
及川フラグリーンも、写真を協力させてもらっています。

「Clematis Gallery―美しさでひもとくクレマチス図鑑」
金子明人 (著) 価格:¥ 2,310 出版社:草土出版

ハンディータイプの、持ち歩くには、とてもジャストなサイズの本です。
育て方などの情報は、シンプルにまとめられていますが、
その分、系統毎にかなりたくさんの品種が掲載されており、
昔からの名花をはじめ、新品種まで、見ごたえがあります。
東アジア野生植物研究会主宰の森和男さんによる、世界の自生地の写真も、
とても興味をひかれます。
出版社である、草土出版の社長さんがとても熱心で、
及川フラグリーンへも、何度か足を運んでいただき、
写真を撮影されていました。

「クレマチス」
日本クレマチス協会 (著) 価格:¥ 2,310 出版社:六耀社

数冊出ているクレマチス関係の本の中でも、
これはとても個性的で、個人的に好きな一冊です。
品種紹介の多さは、他の本に譲るとして、
利用イメージ、ナーセリー紹介、果球・葉の説明、
愛好家へのインタビュー、ガーデンデザイナーのクレマチスの使い方など、
他の本ではあまり見かけない内容があり、とても楽しい。
編集の仕方というのか、ブックデザインも整っており、見やすいです。

「クレマチス花・写真集」
栗山知美、相原佳暉(著) 出版社:碧天舎

ものすごく、著者の思いがつまった、そう思う本です。
残念ながら、現在は絶版となり、古本のものを買うしかなさそうです。
掲載されている原種の量がすばらしく、クレマチスの根っこの部分の魅力に、
触れることができる、それがこの本の特徴です。
育て方などの解説は、書かれていないので、
たくさん出ている他の本におまかせし、多方面にわたるカラー写真に、
価値がある一冊だと思います。

「Clematis (Royal Horticultural Society Guias Practicas)
Charles Chesshire (著) 出版社:Royal Horticultural Society

及川フラグリーンへも来社したことがあり、カザグルマの自生地も見ている、
イギリスの造園家、チャールズ・チェシール氏による、クレマチス解説本です。
品種紹介、鉢での育て方、庭植えの仕方など、基礎的な内容と共に、
クレマチスの自生地の解説もしており、そこに、東和風車の写真が、
メインに使われ、説明されています。
クレマチスにおける、「カザグルマ」の貢献度が理解できます。

園芸とか、庭とか、植物のまわり。

「PLANTED (プランテッド) #1」
価格:¥ 980 出版社:毎日新聞社

園芸関係の雑誌の中では、異彩を放つ一冊です。
園芸雑誌とくくること自体が、あまり意味はないのかもしれません。
おしゃれな感じが全体に流れ、軽さで包まれています。
意見がまっぷたつに分かれる雑誌だとは思いますが、
こういう雑誌ができること自体が、園芸の多様性を再確認させてくれ、
日々の自分の仕事が、凝り固まった価値観で行われていないか、
客観的になれる、そういう意味で、とてもいい雑誌です。
植物を育てることの楽しさ、その幅はもっと広くていいはずだ、と。

「ボタニカル・ライフ―植物生活」
いとう せいこう (著) 価格:¥ 620 出版社:新潮社

なんとも、不思議な、
こういう園芸生活も、園芸の表現もあったのかと、
感心し、うれしくなり、たのしくなり、刺激もされと、
最重要な一冊となっています。
園芸が、ボタニカルが、日々の生活の中に入り込み、
どうしても行き届かないところが出たり、枯らしたり、
それを踏まえた上での、生活が、センスある文章で綴られています。

「安曇野の白い庭」
丸山 健二 (著) 価格:¥ 460 出版社:新潮社

「凄い庭を造ることに、後半生を、賭けてみたい」と、
帯にあるような、いわゆるガーデニング書籍の視点とは異なる、
庭へのアプローチ。
読んでみると、庭のこともさることながら、その人本人の、
肉体的な強靱性のようなものが、浮き上がってきて、
庭と向き合う、
行為そのもののおもしろさ、アグレッシブさにやられる。
つくる、こわれる、かれる、なおす、みたいな、
そういうこととして、庭をみることの楽しさがあります。
ちょっと違う、庭テキストを読みたい人には、おすすめの一冊です。

「夕庭 」
丸山 健二 (著), 萩原 正美 (著) 価格:¥ 3,045 出版社:朝日新聞社

上記、「凄い庭」を目指してる著者の、テキスト散りばめ写真集。
ガーデン専門ではない写真家の、その写真も、
庭をどう見るのか、という、その眼差しが新鮮で、
「見方」ということを、すごく意識してしまう。
ポップな感覚はなく、ましてや、イングリッシュな雰囲気もなく、
ストイックな空気感、地面とそこに植えられた植物、
本人のみの感性でしか説明できない配植など、
みたことがない類の庭が、あります。
クレマチスも出てきます。すごみのある白色を発散させて。

「風景の手入れ―creating and nuturing scenery 」
ホンマ タカシ (著) 価格:¥ 1,050 出版社:森ビル広報室

庭の写真って、こうも撮れるのか、と、思った一冊。
様々な植物で満たされる、そういうタイプの庭の写真は、
これまで、画一的なイメージのものしか見たことがなかったが、
この写真集を見て、一変しました。
庭という存在と自分との間に、ちょうど良い距離感を保ちつつ、
あまり近づきすぎず、かといって、客観的すぎるでもなく、
心の底ではしっかりと、好きというような感情が感じられます。
植物と庭、素材と空間を、同時に、離すことなく、
表現できているようで、そういう意味で、感心してしまう。

「園芸家12カ月 」
カレル チャペック (著) 価格:¥ 520 出版社:中央公論社

文章のセンスが、とんでもない。
重症的な園芸マニアの1年を、ページをめくる毎の笑いで、
書きつづっていく、その流れに、脱帽。
やるなら、ここまでやりたいと、無理を承知で、一瞬思わせてしまう、
そういうところにもっていきます。
主観的な、ドタバタ劇の中、それでも、
冷静かつ、客観的な園芸論とも思えることが、随所に書いてあり、
今も昔も、やってること、目指すことは、
それほど変わらないのかもしれないと、思ったりもします。
このセンスを読めて、よかった。

「青いバラ 」
最相 葉月 (著) 価格:¥ 820 出版社:新潮社

タイトル的に、なんとなく手に取り、
それほど期待もしてなかったが、すごい本を読んでしまった。と思いました。
園芸業界、生産活動をしていると、必ず関わるのが、
育種の世界。新品種創造の世界。
絶対不可能と言われる、「青いバラ」創造にまつわるテキストが、
ほぼ全てかと言うくらいに、その周囲を取り囲むように、あらゆる角度で、
書かれており、とんでもない世界をのぞき見しているような感じになります。
育種とは、何なのか、それをしっかりと考えてみたいと思いました。
深く、深くと、どっぷり希望の人は、ぜひ。

「江戸の園芸・平成のガーデニング―プロが教える園芸秘伝 」
小笠原 亮 (著) 価格:¥ 1,365 出版社:小学館

江戸時代に、園芸が爆発的人気を誇り、庶民の生活にまで浸透していた。
そのことは、何となく、聞いたことがありました。
しかし、豊富な基礎資料に裏付けられた、この本を読むことによって、
その詳細を、初めて知ることができました。
文化としての園芸、しかも、江戸時代の人々の生活の中にあった園芸に、
想像力を働かせることが、少しできるようになり、
現代の園芸を考えるに当たっての、別の角度が身に付くような気がしました。
生活の中における、園芸って何なんだろうか。
そういうことを考えるのも、少し楽しい。

クレマチス、ど真ん中
園芸とか、庭とか、植物のまわり

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