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管理方法
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プリントアウトして、ご利用ください
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■庭植えの管理
★水やり...庭植えでも、乾くようであれば水はこまめに
庭植えの宿根草のほとんどは、水やりの必要はありませんが、
クレマチスは水を好みます。
目安として
・3-4月は1週間に1回、
・5-7月は4日に1回、
・8月は乾いているようであれば毎日、
・9-10月は1週間に1回、
・11-2月は1ヶ月に1回、
あくまでも、目安です。
庭の環境によって異なります。
★肥料...生育が盛んになる前と後には有機肥料を、生育期には液肥を
クレマチスは肥料を好みます。
肥料を怠ると枝が充実しなく、満足な花が咲きません。
必ず肥料は施してください。
一方モンタナ系、アトラゲネ系(アルピナ、マクロペタラ系)などの、
寒冷地に自生している品種は、肥料は控えめにしてください。
・3月:芽が吹き出し始めた頃、リン酸とカリ分の多い有機系肥料を、
1株に約2握り施します。
・4-6月:500倍に薄めた液体肥料2週間に1回施します。
・梅雨〜盛夏:基本的に肥料は控えめ。
800-1000倍に薄めた液体肥料を2週間に1回施します。
・9月下旬-10月下旬:秋の肥料は来春の花を咲かせる花芽形成に関係しますので、
リン酸、カリ分を多く含んだ有機肥料(油粕、骨粉)を、
施します(骨粉ならば1株に約3握り)。
これにより苗の耐寒性が増し、枝が充実することで、
翌年に満足な花が咲きます。
有機肥料を与えると翌春の花の色が濃く、
自然に見える様に思われます。
・冬季:株が休眠するため肥料は必要ありません。
★植え替え...移植をきらいます
庭植えの場合、必要ありません。
クレマチスは植え替えを嫌いますので、
植え替えを極力しないようにしてください。
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■鉢栽培の管理
★水やり...表土が乾いたらたっぷりと
クレマチスは厳密に言うと、
鉢の大きさや用土の種類に応じて、水やりは異なってきます。
しかし原則的には鉢の表土が乾燥した時に、
鉢の底からしたたり落ちるほどたっぷりと水を与えてください。
1年間を通じての水やりの目安は以下の通りです。
・ 11-2月:休眠期間のこの時期は月に1-3回程度
・ 3-4月:天候にもよりますが、1-4日に1回たっぷりと
・ 5-8月:1日に1回たっぷりと。
特に暑さの厳しい真夏は、涼しい朝方にたっぷりと。
・ 9-10月:1-3日に1回たっぷりと。
来年の花芽をつけるために、水切れにならないようにたっぷりと。
★肥料...生育が盛んになる前と後には有機肥料を、生育期には液肥を
1.芽が動き始める、春3月頃に、
リン酸とカリ分を多く含んだ有機系肥料を施します。
目安として、
・5号鉢:8g
・6号鉢:15g
2.生育が旺盛になる3-6月は、2週間に1回程度、約500倍の液体肥料を施します。
3.梅雨の時期〜夏の間には、高温多湿になるため肥料は控えめにし、
20日に1回程度、約800倍の液体肥料を施します。
4.温度が下がり始める9月中旬-10月下旬には、骨粉を施します。
この時期の施肥により、枝が充実すると共に、耐寒性が増し、
翌春には立派な花を咲かせます。
目安として、
・5号鉢:15g
・6号鉢:25g
5.冬は株が休眠に入るため、肥料を施しません。
★植え替え...暑さ、寒さがきつくない時期に、深植えで
◆適期
基本的に植え替えは、
クレマチスの休眠期間(芽や根の休眠期間)である2-3月に、
行うのが適切です。
しかしつるに負担をかけたり、根を切ったりしなければ、
真夏と真冬をのぞく期間ならいつでも行うことができます。
植え替えを怠ったまま、適切でない大きさの鉢で生育を続けていると、
根が鉢の内部でつまってしまい、株が弱り病気にかかりやすくなります。
ジャックマニー系、ビチセラ系、テキセンシス系、インテグリフォリア系は、
開花期が他の種類よりも遅く、生育旺盛なため、
根詰まりを起こしやすい傾向にあるので、特に注意が必要です。
鉢の底から根がはみ出したならば、植え替えを行ってください。
◆方法
1.鉢の底から根が出ているのを確認して、
今植えられている鉢より一回り大きな鉢を用意します。
水はけを良くするために、大粒の赤玉土を底に敷き詰めます。
2.用意していた用土を鉢の半分近くまで入れます。
その後クレマチスを根鉢をくずさないように、
元の鉢から抜き、丁寧に植えます。
このとき、地際の1節くらいまで、深植えするのがポイントです。
鉢の上部、表土と鉢の縁の間に、
3-4cmくらい余裕を持たせ、ウォータースペースとします。
水やりの時にこのスペースに水が溜まります。
3.株の大きさ、つるの長さに応じた新しい支柱を取り付けます。
4.水をたっぷり与えます。
また緩効性化成肥料を与えます(目安として6寸鉢で6粒)。
有機質肥料の場合は、植え替え後1週間程度経過した後に与えてください。
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