|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
庭への植えつけ
|
|
|
|
|
|
|
■時期
暑さ、寒さがきつくない時期に植え込みます。
クレマチスの庭への植え付けの最適期は、
・2月下旬〜3月上旬(休眠中)、
・5月下旬〜6月上旬(一番花が終わった頃)、
・9月下旬〜10月中旬(涼しくなり始める頃)
の大きく3期間になります。
盛夏の8月と真冬の1月〜2月中旬は株自体が弱ってしまい、
植えつけには適していません。
|
|
|
|
|
■場所
基本的には日当たりの良い場所が適しています。
しかし最低でも1日4〜5時間、
枝が伸びていく先端に日光が当たる場所であれば問題ありません。
近年の猛暑が続く環境の中では、
一日のうちで数時間日陰ができるくらいの環境の方が、
生育に適しているようです。
夏場、一日中日光にさらされる場所は適していないと考えられます。
また、ある程度の風通しの良い場所が適しております。
冬場、北風が常に当たる場所は適しておりません。
|
|
|
|
|
■土
クレマチスの根は、深さ50-100cmで根を張る太い直根性のため、
保水力があり柔らかい土壌を好みます。
また、ph6-7くらいの弱酸性から中性の土壌を好みます。
つまり乾燥しやすい土壌、水はけの悪い土壌、
強い酸性・アルカリ性の土壌を嫌います。
強い酸性土壌では石灰などをまき、
中和させておく必要があります。
|
|
|
|
|
■植えつけ、つるの誘引
クレマチスの根は直根性のため、移植を嫌います。
庭に植える際は、場所をよく吟味し、
植えつけ後に移植する必要ないように注意します。
|
|
|
|
|
■植え方
|
|
|
|
|
|
1
|
|
直径50cm、深さ50cmの植え穴を掘ります。
水はけの悪い土壌の場合は、
パーライトや鹿沼土を、
硬い土壌の場合は、
ピートモスを底に混ぜます。
|
|
|
|
|
|
2
|
植え穴に、乾燥牛糞ショベル大盛り2杯、
骨粉100g、石灰50gを入れ、
底土とよく混ぜます。
なお、これはあくまで一つの参考です。
有機肥料や腐葉土、緩効性肥料などを、
混ぜて植え込まれても良いでしょう。
|
|
|
|
|
|
3
|
掘り上げておいた土を1/3ほど埋め戻します。
|
|
|
|
|
|
4
|
根鉢をくずさないように、
苗を鉢から抜きます。
株元の枝1、2節程度が埋まるように、
植えつけます。
|
|
|
|
|
|
5
|
苗の後ろ側にトレリスや支柱などの、
支えになるものを立て、
苗についていた古い支柱をはずします。
この際、枝を折らないように注意します。
万一、折れてしまっても、
中の導管が切れていなければ、
時間を経て再生します。
|
|
|
|
|
|
6
|
今後つるが伸びていく方向を想定し、
適当な位置につるを誘引し、
針金やビニールタイなどで固定します。
最後に株元にしっかりと水を与えます。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|